初めて来院される患者様へ
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14:00〜18:00 |
※初診受付は診療終了時間30分前までにお願いします。
※嘉数昇康:診療時間13:00まで
ピロリ菌は、正式にはヘリコバクター・ピロリ菌といい、胃粘膜に生息して炎症を起こす細菌です。ピロリ菌に感染したことで慢性的な炎症が続き、萎縮性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんの発症に大きく関与しています。
ピロリ菌に汚染された井戸水が原因となることが多いほか、ピロリ感染している親から子供への感染の可能性もあります。
胃カメラ検査で採取した組織片を染色し、顕微鏡で観察します。
胃カメラ検査で採取した組織片を1週間培養して、観察します。
胃カメラ検査で採取した組織片で、ピロリ菌が出すアンモニア量を調べます。
診断薬を服用した後の呼気で、ピロリ菌感染の有無を調べます。
血液や尿からピロリ菌抗体を調べます。
採取した便からピロリ菌反応を調べます。
当院では、組織鏡検法、尿素呼気試験、抗体法(血液検査)を採用しており、
患者さんの条件によって選択します。
ピロリ菌は、除菌治療を行うことで除去することが可能です。除菌治療は、胃酸分泌を抑える薬と、2種類の抗生剤を7日間服薬することでピロリ菌の除菌を図ります。ピロリ菌除菌治療によって、炎症や潰瘍が再発するのを予防できます。
除菌後は時間をおいて再度ピロリ菌検査を行い、治療が成功したか確認をします。失敗した場合は追加治療が必要です。
除菌治療は2回までを保険適用で行うことができます。3回目以降は自費診療となります。
ピロリ菌に感染してる場合、上記のように胃がんや胃潰瘍、
胃炎などを発症する可能性が高くなるため、適切に除菌治療を行う必要があります。
ピロリ菌の事で心配な際はお気軽にご相談下さい。